2006年01月20日

ドロップシッピングモデルの欠点

実は私、約1年前にドロップシッピングモデルでのビジネスを考えていました。

簡単に言えば、自分では在庫を持たず、販売ページだけを作り、実際の配送などは製造者にやってもらうというモデルです。

そのときは、複数の製造者と契約し、購入者に対して直接製品を発送してもらうような店舗(のシステム)を考えていました。

別にドロップシッピングという言葉を知っていたわけではありません。
最近、ドロップシッピングという言葉が流行りだしたので、ちょっと調べてみたら、おんなじだったのです。

1年前に、そのビジネスについて、いろいろと考えてみたのですが、いろいろと課題が見つかりました。

■在庫数の把握


顧客に対してモノを売るわけですから、やってはいけないのは顧客の期待を裏切ることです。
注文を受けて、ドロップシッパーに対してそれを伝えたら在庫がなかった・・・なんてことはあってはいけません。

でも、自分が在庫を持っていなければ、在庫の数をどうやって把握するのか?
また、ドロップシッパーにどうやって在庫を確保してもらうのか?
ドロップシッパーを独占するわけにもいかないし。

■数が出ないと儲けになりづらい


そのビジネスで考えていた商品はオンリーワン系の、数の限定されたものだったんですね。
そうするとある程度のマージンがないと、販売ページを作ったりする手間に見合いません。

■役割分担


販売ページだけでうまく購入につながれば、セールスは自分と顧客の間、商品の受け渡しは製造者と顧客の間、というようにうまく役割分担ができます。

でも、以下のような場合はどうなるでしょうか。

・答えられない質問が顧客から来たとき

  製造者に問い合わせるしかなく、そこにリレー(つまりロス)が発生しますし、
  手間(コスト)がかかります。
・返品が発生したとき

  顧客は誰とやりとりをするんでしょう?

■配送料


ある程度大きな店舗だと、一律の送料が設定されている場合が多くあります。
でもこれは、配送する品数がある程度大きいからできることですよね。

ドロップシッピングの場合には、店舗の規模が大きくなったとしても、それは多分ドロップシッパーの数が増えることですから、ドロップシッパーの居場所が集まっている筈もなく、配送料の一律設定をお願いすることって難しくないでしょうか。

そうすると最悪のパターンでは商品によって配送料が違うという、非常に不親切な店舗ができあがります。

そうしないためには強引に配送料を一律にして店舗でマイナスをかぶるとか・・・


■結論


結局、利点もあるし、欠点もあるんですね。

おそらく利点の方が大きいから、これだけ話題になるのでしょうが、間違ってもドロップシッピングのことを過信しないように、ご注意下さい。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのTrackBack URL
http://blog.seesaa.jp/tb/11940926
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。